タイ・バンコクの病院事情まとめ 医療費、薬代、通訳、海外旅行保険など
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タイに渡る前は、こちらの医療事情もわからないことだらけで不安もありました。
設備は整っているのか、医療レベルは、費用は…と。
今となっては、その不安はすっかり解消されました!
このタイミングで、一度、こちらの病院事情についてまとめてみたいと思います。
バンコクの病院
バンコクには、日本語対応OKの総合病院が3箇所あります。在住の日本人の多くは、この3つの病院のいずれかを利用しているかと思います。
ちなみに、私は、バムルンラードインターナショナル病院を利用しています。
バムルンラード病院は、東南アジアでも最大級レベルの私立病院で、衛生的で近代的な建物、最新医療が受けられる病院です。
日本語専用のカウンターがあり、初診時の患者登録もスムーズです。
診察の際は、お願いをすれば日本語の通訳をつけて頂けます。※無料です。
受付や看護師、薬剤師は、基本的に英語で話し、私が普段診ていただいているドクターとは、日本語でコミュニケーションをとっています。
問い合わせや診察の予約は、HPの日本語のページで対応可能。問い合わせも、日本語で返信が来ます。
▪️バムルンラードインターナショナル病院
住所:33 Sukhumvit Soi 3, Wattana, Bangkok 10110
日本語サービスカウンター 電話026671501
バムルンラードインターナショナル病院HP
▪️サミティベート病院
住所:133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua, Vadhana, Bangkok 10110
日本人相談窓口 電話027118122~4
サミティベート病院HP
▪️バンコク病院
住所:2 Soi Soonvijai 7 New Petchburi Road、Bang Kapi, Huai Khwang、Bangkok 10310
電話023103257
関連記事:「バンコクの病院情報 」
タイの病院の医療費について
さて、バンコクでは最新医療を受けられる総合病院があり、日本語の対応も充実していることがわかりましたが、次に気になるのは医療費かと思います。日本から転出して、海外在住となれば、特定医療費の補助は受けられません。
バムルンラード病院で、実際にかかった費用を例として、以下にあげてみます。
【2016年9月13日】
Doctor's Fee:2,000THB
Nursing Service:105THB
Facility:255THB
Laboratory:9,245THB
約37,136円
※日本から持参した薬で足りていたので薬の処方なし。血液検査&尿検査
【2016年10月11日】
※薬の減量が進んで、費用も減った。血液検査のみ。
1THB(バーツ)=3.2円で計算
検査内容、薬の処方量で変動はあると思いますが、だいたい日本で受けた医療の保険適用前くらいの金額かと思います。
私の場合、夫の会社負担で保険に入って頂いており、保険で全額カバー出来る場合は、こちらの負担はなし。保険でカバー出来ない場合は、1割自己負担をしています。
これは、人によって様々、条件は異なると思いますが、全額自己負担となる場合はそれなりに高額になります。
本格的に、引っ越す前に、2度ほど下見がてらバンコクに滞在しましたが、そのときは、念のため海外旅行保険に加入しました。結果的に、病院にお世話になることはなかったのですが。
持病持ちでは、加入出来ない保険会社もあるので要注意!
私は、SLE発症前の旅行の際は損保ジャパンの保険に加入することが多かったですが、発症後は加入出来ず、AIUの保険に加入しました →海外旅行保険のAIU
関連記事:「持病と海外旅行保険と ルッコラの日常 12月18日」
関連記事:「海外旅行保険の長期加入について調べてみた」
約37,136円
※日本から持参した薬で足りていたので薬の処方なし。血液検査&尿検査
【2016年10月11日】
Doctor's Fee:2,000THB
Nursing Service:105THB
Facility:255THB
Laboratory:6,460THB
Medicine:10,222
約60,934円
※薬の処方あり。血液検査&尿検査
【2017年8月1日】
Medicine:10,222
約60,934円
※薬の処方あり。血液検査&尿検査
【2017年8月1日】
Doctor's Fee:2,000THB
Nursing Service:110THB
Facility:270THB
Laboratory:4,210THB
Medicine:1,870THB
約(27,072円)Medicine:1,870THB
※薬の減量が進んで、費用も減った。血液検査のみ。
1THB(バーツ)=3.2円で計算
検査内容、薬の処方量で変動はあると思いますが、だいたい日本で受けた医療の保険適用前くらいの金額かと思います。
私の場合、夫の会社負担で保険に入って頂いており、保険で全額カバー出来る場合は、こちらの負担はなし。保険でカバー出来ない場合は、1割自己負担をしています。
これは、人によって様々、条件は異なると思いますが、全額自己負担となる場合はそれなりに高額になります。
本格的に、引っ越す前に、2度ほど下見がてらバンコクに滞在しましたが、そのときは、念のため海外旅行保険に加入しました。結果的に、病院にお世話になることはなかったのですが。
持病持ちでは、加入出来ない保険会社もあるので要注意!
私は、SLE発症前の旅行の際は損保ジャパンの保険に加入することが多かったですが、発症後は加入出来ず、AIUの保険に加入しました →海外旅行保険のAIU
関連記事:「持病と海外旅行保険と ルッコラの日常 12月18日」
関連記事:「海外旅行保険の長期加入について調べてみた」
薬について
日頃、服用している薬は人により様々かと思いますが、私が治療の主として服用してきたステロイド薬と免疫抑制薬で、価格を比較したいと思います。【タイ】
プレドニン5mg 11THB 35.2円
イムラン50mg 65THB 208円
※1THB(バーツ)=3.2円で計算
※輸入価格の変動により、価格が変動することもあるそう
※輸入価格の変動により、価格が変動することもあるそう
【日本】
プレドニン5mg 9.6円
イムラン50mg 139.9円
タイの方がやや高めかなあ、という印象です。服用量や他の薬とのバランスによっても、総合的に薬代は変動があると思うので、一概にタイの方が薬代がかかる!とは言えないとは思いますが。
他、日本で服用していた薬と同等の薬が処方されたので、日本で服用していた薬がタイでは入手出来ない!ということは起こりませんでした。
関連記事:「薬の価格まとめ プレドニン、イムランなど」
関連記事:「タイの病院に問い合わせてみた」