今日は、みなさまにお知らせです。なまけサバイバーさんの『なまけ闘病記3』が発売されました。

なまけ闘病記シリーズ完結編です。
前作のvol2では、またもピンチ。この先どうなる!?というところで終わっていたので、続きがかなり、気になっていました。

なまけサバイバーさんこと福海智(ふくみさとる)さんは、27歳でSLEを発症して、3年の間に14回もの入院を経験しているんですね。
なまけ闘病記は、その難治性症例と向き合ったリアルな闘病記なんですが、ポジティブなパワーをもらえる闘病記なんです。それは、なまけサバイバーさんの読みやすい文章、ユーモア、マインドなどのお人柄から来ると思うのです。

同じSLE患者の方で、なまけサバイバーさんの症例に当てはまる方は、なかなかいらっしゃらないとは思いますが、治療の結果が思わしくなかったとき、病気以外でも何か困難にぶちあたったとき、参考になるのではないかと思います。


『なまけ闘病記3: 全身性エリテマトーデスを発症した男の圧倒的リアル 希望の新天地編』
著:福海 智 

Kindle Unlimited対象本ですよ!
私も早速読んでみたので、感想を書きたいと思います。

■セカンドオピニオンの重要性

医師が提案した治療方針に納得できない時、期待した治療の効果が得られない時、策がつきたとき、積極的にセカンドオピニオンを求める必要があるなあ、と改めて思いました。
とくに、医師が提案した治療方針に納得できない時、医師は専門家だし、自分は素人だし、と自分に言い聞かせて黙ってしまったり、医師に遠慮があったりしがちです。素人なりに、しっくりこない、疑問が残る、という思いがあれば、その思いを解決する必要があると思いました。


■忘れかけていた有り難さ

治療の効果が出ること、薬が効くこと、それ自体がありがたいんだなあ、と思いました。
病気に関して、人よりどうだ、とかいうことではないのだけれども、軽症であるのか、重症であるのか、治療が順調なのか、困難なのか、個人の努力ではどうにもならないことがある。それはなんの因果もない、くじ運みたいなものだと思いました。人より恵まれているとか、誰かが可哀想と言いたいのではなく、私は今、単なるくじびきの結果で、薬の効果が得られていること、それ自体にも感謝したいと思います。

それこそ、「今日、生きていられる」その運にも感謝です。でも、日常的に忘れがち。


■患者をサポートする側だとしたら・・・

なまけサバイバーさんの奥様のサポートがとても素敵だな、と思いました。心配して寄り添いながらも、なまけサバイバーさんにプレッシャーをかけない、不安にさせない態度、という印象を持ちました。
私自身は今、患者側にいるけれど、家族や身近な人が病気になってサポートする側になったときに、同じようにあれるだろうか、と思うとドキリとします。

自分自身の不安を爆発させて、病気の家族に余計プレッシャーをかけたり、してしまいそう。日頃から、メンタルを訓練しなければ、と思います。それに、爆発しそうなときに、その前に誰かに助けを求められるマインド、人間関係も構築しておかなければとも思いました。


ということで、あらゆる面で「がんばりすぎないこと」って大事です。

つまりは、
『なまけ方改革』にもつながると思うんですよ。

私は、一度の入院である程度、症状を安定できているので、この先、安定を維持するためには、この考え方を大事にしようと思っているんです。




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